1回目の更新です

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Posted on 10th 7月 2012 by admin in ホーム

開設から1年たち,臨床の現場と異なる点がでてきたので以下のように更新しました.
1.肩の手術には当初,斜角筋間ブロックを行っていましたが,現在は,主に鎖骨上ブロックを行っています.神経の同定が容易で,横隔神経麻痺や嗄声の頻度が少ないとされているからです.ランドマーク法では気胸のリスクがあって難しいブロックでしたが,超音波ガイド下では安全に施行できます.術後の鎮痛効果はほぼ同じ印象です.また肘関節から末梢の手術には腋窩ブロックを用いています.鎖骨上ブロックと腋窩ブロックのページを作成しました.
2.大腿神経領域の鎮痛が必要な時は,腸骨筋膜下ブロックを行うことが多くなりました.持続投与も可能で鎮痛効果は大腿神経ブロックと変わりありません.手技が容易,平行法で行える,全身麻酔導入後でも比較的安全に行えるなどの利点があります.持続腸骨筋膜下ブロックのページを追加しました.
3.アナペインより作用時間が長いとされるポプスカイン(levobupivacaine)が保険適応となり,肩の手術に使い始めました.各手術の麻酔方法も少しずつ変わってきたので,現在の方法に書き改めました.
4.神経ブロック関連リンクにRA-UKvideosを追加しました.最近できたサイトで参考になる動画が多くあります.特に,リニアプローベで行う臀下部坐骨神経ブロックは,これまであまり投稿されていなかったので,私も参考にしています.

このウェブサイトについて

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Posted on 24th 5月 2011 by admin in ホーム

このサイトは,主に整形外科の手術麻酔を担当される麻酔科医師の方を対象に,私たちの施設で行っている麻酔,神経ブロックの方法などを中心に紹介しています.一般の方向けの内容は,現在準備中です.

整形外科手術では,硬膜外麻酔や腰椎麻酔ばかりでなく末梢神経ブロックや局所浸潤麻酔をうまく用いると,麻酔領域を限定することで,副作用を抑えながら術後疼痛を緩和することができます.中でも末梢神経ロックは,超音波ガイド下に行うことで,これまで難しかったブロックがより安全に容易に行えるようなってきています.
超音波ガイド下の神経ブロックは最近普及してきた分野なので,まだ取り組まれてない先生方も多いようです.海外には参考になるウェブサイトが多くありますが,日本語のサイトはあまり見当たりません.使用器具や薬剤投与量など日本の実情に合った情報があってもよいと考え,このサイトを作成しました.手術麻酔を行う上で参考にしていただければ嬉しいです.